研究主題 「子どもの豊かな育ちを支援する学校事務」
1 「共同学校事務室」及び「学校事務グループ」制を推進し、積極的に学校経営に参画する。
2 学校事務グランドデザイン21Ver.4を実現するために5か年計画の策定をし、その実践に向けて研究を行う。
3 研修大会等を実施し、職務遂行能力の向上と会員の意識改革を図る。
4 専門部・委員会活動、支部活動等を計画的に実施し、研究会組織を活性化する。
5 第25回四国地区公立小中学校事務研究大会(香川大会)で研究発表し、その成果を共有する。
6 校長会等との連携を図り,県教育委員会及び市町村教育委員会に業務改善を提案し、実践する。
7 全国公立小中学校事務職員研究会と連携し、学校財務の実践事例を募ることにより意欲を高める。
令和2年当初から続いてきた新型コロナウイルス感染拡大防止対策も、感染症法上では2類から5類相当へ引き下げられたことにより、生活環境も発生以前の状況を取り戻して行きつつある中、徳事研も新年度の活動がスタートしました。今夏には、実に4年振りとなる実開催での第59回徳事研研究大会開催に向けて現在計画を進めているところです。
また、一昨年前から検討を重ねてきた「学校事務グランドデザイン21 Ver.4」も3つの大きな柱を「協創」、「学校事務の機能強化」及び「事務職員の人材育成」とし、今後の徳事研長期計画書としてより深く研究に取り組んでいけるよう、夏の研究大会にて披露できる運びとなりました。
4月には事務職員版育成指標として「とくしま市町村立小中学校事務職員育成指標〜成長し続ける学校事務職員〜」が発出され、職責や経験に応じた資質・能力を明確化し、各キャリアステージに対応した能力の育成、また、キャリアパス・キャリアアップに向けての意欲向上など、常に成長し続けられるように支援する人材育成の必要性が明示されました。今後、この育成指標が学校現場や共同実施組織でも活用され、新たな研修体系の構築とともに、自らが意欲的に成長しうる相乗効果がもたらされることを期待しているところです。
この1年、皆様方からもご理解をいただきながら、様々な課題解決に向けて一歩ずつ前進していければと思いますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。
徳島県公立小中学校事務職員研究会 会長 平 尾 英 司